実際のMBAエッセイを見てみませんか?

Rioです。

せっかく前回エッセイについて渾身の駄文をしたためさせて頂いたので、今回は実例をお見せしたいと思います。

 

なんと私自身のエッセイ。

 

MBA受験時代、色々な人にアドバイスをもらっている中で、性格が370度捻じ曲がっている私は、「お前はどうやねん?」「あんさんの見せてみーや、ほら」と常に思っていた、ように見せかけて実は全くそんなことは思っていないような笑顔を作るのを鏡の前で必至に練習(*)している間に3時間くらい経ってしまい、あーまたやっちまった性根が腐っとりますで吾輩わ、はっはっは、等と独り事を大声でつぶやきながらも、やばいっ!!こんな調子では本番のエッセイとして夏休みの朝顔観察日記レベルのものをブンsubmitするハメになってしまう!今すぐマックブックをブウーンっとしようっと(´・ω・`)、と思っているところに1歳の娘がうんちをポロ凛子しちゃうもんだから、あーあーしょうがないな、これはしょうがない、11月も後半に差し掛かってMBAのエッセイが一ミリも仕上がってなくてもしょうがない、だって娘がうんちをポロ凛子だもん、なんならいっそエッセイにそのことを書こうかな? こんな感じかなぁ・・・ ”Just unexpectedly has my one-year-old daughter pooped on a thick white carpet in my living room like Poro-Rinko. As always, Pro-Rinko is unexpectable and uncontrollable. Thus my professional passion is to develop and commercialize an AI based computer software to predict exact amount and timing of Pro-Rinko every 2 seconds” うん、いい、すごくいいぞっ!!!面接免除で合格しそうだ・・・!!

(*)これが巷で噂のミラーメソッドだ

 

この青年の末路はどうあれ、実際のエッセイってどういう感じで仕上がってるんだろう?ノンネイティブが書く文章として、どの程度の内容・表現力・正確性が合格ラインなんだろう?というのは結構気になるところかと思います。

ということで、以下にPDF化しておきましたので、ご自由に活用下さい。固有名詞は適宜架空のものに差し替えておきましたが、基本内容は提出したものと同じです。

 

https://drive.google.com/file/d/0B1jILOgOp8Rlc1BQekhhMmdMM3c/view?usp=sharing

 

なんとなくのポイントは以下です。

 

エッセイ1(歌のやつ)

・書き出しをカッコ良くした
I was 20, shuddering at a totally new life in Africa as the Boeing 777 was heading south above the Sahara Desert.

「ボーイング777の機体がサハラ砂漠上空を南に向けて飛んでいる。その時僕は20歳で、これからアフリカで待ち受けているであろう全く新しい生活に、とにかく不安で一杯だった。」

的な感じでしょうか。村上春樹「ノルウェーの森」から着想を得ました。笑 話の内容はもちろん実話です。

・歳を重ねることにステップアップしてる感を出した
At 14… At 19… At 21…

果たして上手く行ったのかは謎ですが、最初に年齢を出して、その時に起こった印象的な出来事を記述し、それを自分の成長と重ね合わせるようにしました。「家庭に問題を抱えて若干不良化する」→「生徒会長になって会心」→「アフリカに行く途中で、めげそうになるが持ち直す」→「首相アテンドをやる」→「M&Aの責任者になる」と言った具合です。このエッセイタイプに限らず、何かを語る時には別に幼少期から振り返る必要はないかもしれませんが、その方が思いの強さや人間的成長の度合を鮮明に描きやすいかもしれません。また、エッセイ全体のメッセージが、”take the initiative”なので、何があっても率先して物事に取り組み、そして成長していく、そういう曲線のようなものがにじみ出るように意識しています。

 

 

エッセイ2(大変だったこととか書くやつ)

・書き出しを意識した
“Trust is built with consistency.” – Lincoln Chafee

Lincoln Chafeeというこのおっさん、どうやら英国の政治家らしいですが、全く何の思い入れもなく、”Trust” “Quotes”をググることで運命の出会いを遂げました。私がこの人に思い入れがあるかどうかは読み手には分からないので、とにかくそれっぽさを追求。

 

・期間・金額等具体的な数字を入れてイメージが湧くようにする
「達成したこと」等を聞かれると、どうしても自分で「大型案件」とか「長期に亘る交渉」とか「最重要契約」とか言いがちですが、それはあくまで主観なので出来れば具体的な数字を入れて、そこから語らせるのが良い、らしいです。前の記事にも書きましたが、これを一般的に”Don’t tell, Show”と言うようです。例えば、以下の二つの文章、どっちが説得力ありそうでしょうか?

「すげーでかい部屋にさ、大量のダンベルがおいてあってさ、それがくっそ重いんだよね」

「東京ドーム三個分の敷地に、それを埋めつくす程のダンベルが保管されており、それはゆうに5000万トンを超える重量になる」

 

エッセイ3(学校を通じて何達成したいのかを書くやつ)

・書き出しを良い感じにした
“I owe GRR all my growth. It has given me roles I can be proud of.”
His answer shook my heart and entrepreneurship in Africa has become my key interest.

良い加減しつこい感じがしますが、でも、ほんまに書き出しは大事なんです。最初が肝心。基本的には同じ内容の文章の中から、ハイライトになる部分を先に持ってくるだけなのでそんなに難しい話ではありません。

 

・やりたいことは明確・具体的に
At Haas, I would like to incubate my idea of creating the first bank specializing in small and medium enterprises (SMEs) in Rwanda, while developing my
entrepreneurial capacity. I envisage using blockchain technology to establish a
reliable and economically viable banking system.

エッセイを書き始めた当初はここまで詰まっておらず、正直「アフリカで将来起業したいけど、自分でビジネスをやったことないので、経営の基本を学びたい」という非常に牧歌的なしょうもない内容でした。ここまで具体的に書いた方がやはり「何かやりそう」ですし、実際にここで考えたアイデアや聞いた話が基になって、今実際に起業の準備をし始めています(内容は若干違いますが)。

 

・貢献を具体的に書く
I would also be excited to further activate African entrepreneurship at Haas by bringing
diverse perspectives of Japanese entrepreneurs in Africa. I have discussed this
possibility with Ms. Fujiko ε Fujiko (MBA2), organizer of Haas 2015 Africa business
Forum.

これも前回の投稿で書きましたが、貢献というからには出来るところまでやっておこうという話です。私の場合は、アフリカに関するrecognition拡大の為、アフリカ関連ビジネスフォーラムの運営委員になる、という約束を前年主催者の学生と取り付けてそれをエッセイに書きました。今、実際に運営メンバーの一人として活動しています。有言実行えへん!

 

ということで、こんな具合でしょうか。何か質問等あればいつでもメールどうぞ。笑