nutshellと聞くと木の実ナナを連想する

<前回までのあらすじ>
Haas Japanをインターハイに・・・その想いを抱いて個性的なチームメイトともに過酷なブログ投稿を繰り返した1年生越前リオマだったが、全国区の強豪・冬季休暇大付中学校(通称・立海大付属)を前に惨敗、もはやサイトに訪れるのも億劫になるという完全撤退を余儀なくされた。しかし、ロサンゼルスでDolbyシアターを観て、サンディエゴで寿司を食い、クリスマス後は何をするともなくひたすら家で家族とゆっくりするという1カ月間超にも及ぶ過酷な休暇を通じ天衣無縫の極みを習得した今、再びブログのコートに降り立ったのであった。

 

ざわっ・・・

 

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学業以外で何か色々することをExtracurricular Activities(課外活動)と言いますが、MBAではこれが大きな醍醐味の一つであると言えます。現地企業でのインターンや学校と提携する企業へのコンサルティング等で実践を通じてMBAの学びを定着させるというプロフェッショナル的な観点からの効果ももちろんそうですが、個人的にはタイプの異なる活動に身を置くと色々な場面で使える英語、特にその場面に直面しないと出会えなそうな言い回しが身について面白いなと感じています。

ここまでのところ、ベンチャー投資コンペの運営委員、Africa Business Forumという会議のこれまた運営委員、Haas Bandというロックバンド(ベーシスト)に主に関わっているのですが、そこで出会った言葉たちを紹介してみたいと思います。

◆木の実ナナ(nutshell)

This is the idea in a nutshell(簡潔に言うとこういうことです)とかPut it in a nutshell(簡潔に言うとぉ~)と言った使われ方をする。話が長くなってまとめたい時に便利。おしゃべりな人は、話しすぎてるな~と思ったら木の実ナナの顔を思い出して下さい。

 

◆Touch base with~

誰かに連絡するという意味。なんとなく「折りを見て」「フォローアップとして」みたいなニュアンスがある気がする。冬休み空けのAfrica Business Forumの打合せで「あの件どうなったっけ?」と聞かれて、「Oh yes, I touched base with Jason and he said…」的な使い方をしていた。

 

◆手を伸ばして伝えよう(Reach out to~)

Touch base withとはうって変わって、まだ会ったことのない人、もしくは話していないトピックに関して連絡するようなイメージ。同Forumではアフリカに造詣の深いゲストスピーカーを呼ぶ為に色々な人にreach outしているところ。

 

◆Building on, Adding to~

「(誰かが話したこと)に更に言うと、付け加えると」という感じ。同じ方向で議論を発展させるようなことを言うときに使いたい言葉。ディスカッション中心の授業でも頻出の表現。日本人だと「regarding~」「with regard to~」を使いまくる印象ですが、口語ではそもそもちょっと変だし、これしか言わない人が結構いるのでさらに変。何回regarディれば気が済むねん。

 

◆栄光の架け橋(overarching)

これもAfrica Business Forumでの話だが、この会議の全体的なテーマは何か?という時にこのoverarchingが出てきた。So, tech innovation in Africa could be the overarching theme of the conference?といった具合に。「全体的な」と聞くとholisticとかwholeとかを思い浮かべがちだが、overarchingはこれらとは明らかにニュアンスが違うので、使い分けられると便利。

 

◆封筒の裏でささっとやろう(back-of-the-envelope)

これは課外活動ではあんまり聞かないけど、授業では結構ある。back-of-the-envelope analysisとかcalculationと言った使い方をして、要は「簡易分析・計算」。MBAはPragmatismを志向するので、細かい理論的背景はいいからとりあえずこの公式使っとけや、みたいな場面が時折ある。そういう時に出る言葉。

 

◆やっちまったばい(fuck up~)

なにかしくじるという意味。バンドのギタリストJ氏は良くフレーズをミスって曲を止めてしまうと「shit, I fucked it up」と自嘲する。失敗するという意味でfailくらいの表現しか思いつかない人は次回これを使ってみると外人ぽさ満点。但し、かなりのスラングなので、社内メールで”I will never let you do it if you fuck it up next time”と書いたらダメ。

 

◆ごめそごめそ~(My bad,)

英語ネイティブはあまりsorryと言わないというが、確かに日本人と比べればその使用頻度はかなり少ない感じがする。人の避けて通るだけで「ちょっとすいませんね~」と謝ってしまう日本人の方がextremeなのかもしれない。そんな英語環境でも軽く謝りたい時に、my badは便利。ごめそごめそ~的なニュアンス。ギタリストJ氏は、おととい突然、Hey, Ryoheiとわたしの名前を間違えて読んだ後に(私の名前Ryosukeに、同級生のKyoheiを合体させた進化型ポケモン)、oh, my bad…っと謝ってきた。

 

◆Cool, sweet, happy…

ちょっとした同意を表すときにOK!と朗らかに叫んではいないだろうか?それも間違いではないが、もっと言い方の幅がある。CoolもSweetもHappyもいずれもOK、大丈夫という意味で使う。あと、GoodとかGreatも同じ。ちょっと用途が違うのは、CoolとHappyは(good, great, OKと同じように)助詞とくっつけて、Are we cool with this?とかAre you happy with that?という具合に使えること。

 

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こんな具合で、今後もブログというコートに立ち続けたいと思います。

 

 

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