冬休み

お久しぶりです。シロクマです。

このブログも約一か月眠っていましたが、その間、Haasでは約一か月の冬休みでした。私は短期間旅行に行ったほかは、基本的に家で過ごしたり、近場に出かけていました。私は小さい娘がいるのですが、仕事をしているとなかなか長期間の休みは取れませんので、これだけたくさん娘と遊んでいるという生活ができるのは、とても貴重なことでした。

さて、新学期が始まって3週間ほど経ちます。その間、トランプ大統領が就任し、その影響はアメリカのビジネススクールにも大いにありました。

一番ショッキングだったのは、テロ対策として、特定の国の国籍を持っていたり、出生した人に対して、入国を禁止する等の措置をする大統領令が出たことでした。Haasにも様々な国から留学生が来ており、この対象に該当するクラスメイトがいました。この大統領が今後継続的に運用されるとすれば、そのクラスメイトは卒業後、学生ビザが切れたら新たなビザは取得することはできないため、アメリカからの退出しなければなりません。また、学生の期間も、一度でもアメリカから出たら、再入国はできないことになります。このような状況に陥ってしまったクラスメイトの心情を察するに、非常につらいものがあります。本日、サンフランシスコの高等裁判所でも、この大統領令の差し止めを支持する判断が下されました。今後は最高裁で争われることになります。

また、ビザ関係ですが、留学生が卒業後にアメリカで就職する場合は、H1Bビザという就労ビザを取得します。取得するとはいっても、本人が頑張るだけではなく、就職する企業からザを取得する支援をしてもらう必要があります。このハードルは高いため、一般的に留学生はアメリカ人に比較してアメリカで就職するのは困難です。新大統領はH1Bビザの規制強化を提唱しています。つまり、留学生がアメリカで就職することが困難になる可能性が出ているということを意味します。企業がそのようなリスクを嫌っているのか、今年の留学生のサマーインターンシップの就職活動の状況は、非常に苦戦しているという話をよく聞きます。

日本からのアメリカへのMBA留学する場合は日本で就職をする場合が多いですが、他国から留学にきている学生の場合は、アメリカでの就職を希望する場合が多いです。むしろ、アメリカで就職するために留学しているのだと思います。しかしこのようにビザ政策が大きく変わると、アメリカへの留学生が減るかもしれません。これらの出来事は、アメリカが掲げる理想と現実のギャップを感じる象徴的な出来事でした。

 

 

Advertisements